inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

"Wisdom of the Lotus Sutra" Volume1-1

 「如是我聞(是の如きを、我聞きき)」とは、全生命を傾けて仏の生命の響きを受け止め、仏の生命に触れていくことです。……仏の入滅を転機として、”救われる弟子”から”救う弟子”へと転換したのです。これこそ法華経の精神です。……法華経は徹頭徹尾、師弟不二が魂なのです。


 「如我等無異(我が如く等しくして異なること無からしめん)」――一切衆生を、自分と同じ境涯にまで高めたいという仏の誓願です。ここにこそ、人材育成の精神、「人間教育」の根本があると思う。それが「師弟」です。


 ”三重苦”のヘレン・ケラーとサリバン女史とのエピソード。サリバン女史の晩年、ある大学から二人に名誉博士号が贈られることになった。しかし、女史は断った。「愛する教え子のヘレンが名誉をうけただけで、わたくしはこの上もなくまんぞくです」(村岡花子著『ヘレン・ケラー』)


 千代の富士の偉さ――横綱のとき、いろいろな弟子に稽古をつけたが、その思いは”俺を超えて立派な相撲取りになってほしい”だった、という。