inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

Easter

 Easter is a day to celebrate the fact that Jesus Christ was resurrected on the third day from the dead hung on the cross,so Eater is more important day than Christmas for Christians. 
※resurrect:復活させる、復興する、生き返らせる


 キリスト教では1年の内で何の日が一番大切かご存知でしょうか。日本人からするとクリスマスが一番大切な日のように思えます。でも、クリスマスよりも大切な日があるのです。それはイースターです。


 クリスマスはイエス様の誕生日で、もちろん重要な日ですが、イースターはイエス・キリストが十字架に掛けられて亡くなってから3日目に復活したことをお祝いする日であり、キリスト教徒にとってはクリスマスよりも重要な日です。フランスはカトリック教徒が大半の国なので、イースターは大切な行事です。


 イースターのことをフランス語で≪ Pâques ≫(パック)と言いますが、この時期になると街中にイースターのデコレーションが施され賑やかになり、街でよく見かけるのはイースターエッグ≪ œufs de Pâques ≫(ウー ド パック)を模ったチョコレートのお菓子です。(by Printemps Ginza)


 「イエスが死ぬ前に、全地が暗くなり、太陽が光を失ったが、これは闇の支配を象徴する。そのときエルサレムの神殿の垂れ幕が真ん中から裂ける。この裂け目を通して、イエスは父なる神と対話し、人間の救済を願ったのである。罪がなく、正しいイエスが、人間の罪を背負って殺させることによって、人間は救われることになったというキリスト教の救済観がここに表れている」(佐藤優『新約聖書』1p166~167)
 「キリストの墓が空であったことは、客観的事実だ。ユダヤ教徒は、キリスト教徒がイエスの遺体をどこかに隠したのだと考える。また、復活というと、現代人は超自然的現象を考えるが、イエスと同時代の人にとって、復活はそれほど珍しいことではない」(佐藤優『新約聖書』1p167~168)


 クリスチャンにとって「復活」はどうしても譲れない重要事項である。余人の立ち入る隙はない、といえる。キリストは十字架にかけられ、殺され、そして復活した。そして神の子になった。ところが、イスラム教はイエスを予言者として尊敬するが、神の子としては認めない(高橋和夫『国際理解にために』p16)。この微妙な違いが、実は大変、大きい。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は共に同じ神を信仰している。故に、一神教同士の対話を進めて、紛争解決に向かってほしい、と私は望む。