4-wheeled walker
本プロジェクト(ホコケン)は、富山大学、富山市行政、富山市星井町地区長寿会、地元企業・商店街等が協働で「歩いて暮らしたくなるまちづくり」に取り組む研究プロジェクトです。本プロジェクトでは、元気な高齢者はもちろん、少し足腰が弱くなった高齢者も積極的に街にに出て交流を楽しみ、健康を維持することができる生活圏を『歩行圏コミュニティ』と定義し、その現実を目指します。
プロジェクトの特徴は、独自開発の歩行補助車(4-wheeled walker)『まちなかカート』を活用する点です。現在、歩行補助車は病院や福祉施設の中など、限られた場所で使われることが多く、屋外で見かけることはほとんどありませんが、歩行補助車が地域高齢者の生活を助け、そのコミュニティでは見慣れた風景となれば歩行補助車はコミュニティの文化となります。「道具」助けを多少借りながら自分で歩いて住み慣れた地域で普通の生活をする。それが本プロジェクトの目指す高齢社会のデザインです。
コンパクトシティを標榜する富山県富山市のまちなかを舞台に、産・学・官・民が協働でまちなかカートを活用した様々な社会実験を行い、歩行圏コミュニティの都市文化としての普及発展を唱導していきたいと思います。
代表 中林美奈子
(ホコケンのホームページより転載)
皆さん、富山県の先駆的取組、特に歩行補助車に注目!
実際の写真はホームページでご覧ください。
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