inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

Inclusive design

 「インクルーシブデザイン」という言葉をご存じですか? 「巻き込む(include)」から来ている用語です。私は全く知りませんでした。かつて、私は福祉の観点から、公共施設などをつくる時、障がいのある方の意見を参考にしてほしい、と訴えたことがあります。
 しかし、「インクルーシブデザイン」はもっと広い意味のようです。何か企画設計する場合、障がい者だけでなく高齢者、外国人などの意見をくみ上げる方法だといいます。
 例えばトイレにある足踏み式ゴミ箱など、足の不自由な人には使い勝手が悪い、と専門家の井坂智博氏は指摘しています。そう言えば、震災に遭われた外国人の方でイスラム教の人は、豚肉など食べられず、とても困っていたというニュースを目にしたことがあります。
 自分のことで恐縮ですが、後期高齢者になった私には、缶入りジュースやコーヒーなどの蓋を開ける時、引っ張る力が弱くなり、とても苦労しています。これからは、障がいをもった方、外国人の方、高齢者に配慮した対策が行政にもメーカーにも求められる時代になっているようです。多様な価値観を持った人の考えをパートナーとしてとらえるほしい、と思います。