What is inclusive design?
インクルーシブデザインって何でしょう? 私にとっては、全く耳慣れない言葉でした。どうも横文字inclusive(カタカナ)が並んでいると、拒否反応が起きてしまいますが、そんなに難しい意味ではないようです。
何かものを作る場合、障がい者の立場に立つ視点は広く知られていますが、インクルーシブデザインって、もうちょっと視点を広げて、障がいのある方だけではなく、高齢者や外国人などで困っている人の立場に立ったデザインのようです。
専門家の井坂智博さんによると、トイレの「足踏み式ゴミ箱」は、足の不自由な人には使えない、と言います。
なるほど、簡単ですね。高齢になった私など、缶ジュース(コーヒー)の蓋を開けるのに苦労しています。また、震災時、イスラム教徒の人は豚肉やお酒の入った食料が食べられません。少数の困っている人のためにちょっとした配慮をして製品を作ることも、インクルーシブデザインの発想と言えるのではないでしょうか。消費者もメーカーも幅広い視点に立って、共に考え、よりよい社会ができたらいいな、と思っています。
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