Heikemonogatari 4 Daijouenosata
Daijouenosata大嘗会之沙汰
同廿七日、都には九郎判官義経、検非違使五位尉になされて、九郎大夫判官とぞ申ける。さる程に十月にもなりぬ。八島にはうら吹風もはげしく、磯うつ浪もたかゝりければ、つは物も攻め来らず。……同十一月十八日、大嘗会とげおこなはる。……参河守範頼、やがてつづいて攻め給はば、平家はほとぶげかりしに、室・高砂にやすらひて、遊君・遊女共召しあつめ、あそびたはぶれてのみ月日をおくられけり。(p126~128)
東国の大名、小名大勢が参陣していたと言っても、大将軍の命令に従わざるを得ず、止むを得なかったのでした。ただ国の財政にとっては浪費が過ぎ、国民の疲弊ばかりが進む中、今年もすでに暮れようとしていました。
戦と言うものは国民の多大な犠牲の上に成り立っている。平和の時代ほど尊いものはない。北朝鮮よ、いつまで挑発行為をつづけるのか?
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