斉藤　「総勘文抄」には「芥子の中に入るれども芥子も広からず心法も縮まらず虚空の中に満つれども虚空も広からず心法も狭からず」（御書563㌻）と仰せですね。
　名誉会長　つまり、実体的に広がっていたのが、無限の空間を超えて集まってくるというのではないのです。生命はあ「冥伏している」のであっても、遠いということはなく、一瞬にして顕現するのです。そこを誤解してはいけない。（ｐ357～358）
　冥伏という概念は日常語としては使わないので、とても難しい。十界・十界互具論を理解していないと難しい。