inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

Dostoevsky 'Brothers of Karamazov'First volume 23

inu-daisuki

 「『すっかり衰弱なさって、昏睡状態に陥られた』アリョーシャに祝福を与えたあと、パイーシイ神父が小声で告げた。……『そのためにこそ、あれに祝福を授けたのだ。あれの居場所は向うだ、今のところここではない』と、こうおっしゃっておられた。お前のことをいとしげに、心配そうに思いだしておられたぞ、身に余る光栄だ、わかるね? ただ、どうして当分俗界にいるようにお定めになられたのかな? つまり、お前の運命に何事か予見なさったのだろう?……」「明日は修道院から一歩も出ずに、息を引きとるその時まで長老の枕辺に付き添っていようと、熱っぽい気持で家宅決心した。」(p391~392)
 その後、アリョーシャはホフラコワ夫人の令嬢リズからもらったラブレターを読んだ。
 「『神さま、先ほどのあの人たちをみな、お憐みください。不幸な、落ちつなぬあの人たちを守って、道をお示しください。あなたは愛です。みなに喜びをお授けください!』十字を切り、安らかな眠りに沈みながら、アリョーシャはつぶやいた。」(p396)
 第一部は静かに終わっているが、次の第二部はどう展開していくのだろう。