Part of the "Ukifune"
When some foteigner read the "Tale of Genji" in English, she said "It's only a story about a playboy. It's not the masterpiece."
I understand her comment.
『源氏物語』を外国人が英文で読んだとき、「単なるプレーボーイの話じゃないの。別に名作でもなんでもないわ」と感想を述べたという。無理からぬ話である。『源氏物語』の「浮舟の巻」に薫と匂宮の板挟みになっている浮舟という女性が描かれている。
私も当初、そのように感じていたが、『源氏物語』の専門家の講義を受けて、自分の浅い読み方に気づいた。「浮舟の巻」には、二人の貴公子に言い寄られ、どちらに添えばいいのか悩む浮舟の苦悩の日々が描かれている。どちらの男性を選ぶべきか、八方塞りなってしまった浮舟には自殺しか方法が残されていなかった。
男の身勝手と女の優柔不断さに男と女が生きるむずかしさとはかなさとが浮き出ている。
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