inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

the kingdom of heaven

inu-daisuki

神の国、天国
the kingdom of heaven [God] - 研究社 新英和中辞典
the imaginary kingdom of gods - EDR日英対訳辞書


 佐藤優『新約聖書』1に「神の国が来る」(マタ24)がある(p231)。
 ファリサイ派の人々が、「神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。『ここにある』『あそこにある』と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」
 非常に意味が深い。「あなたがたの間にある」とは、神を信じる人の中にある、といえる。仏教でも「仏とはどこにあるのか」と問われて、「大仏様」「阿弥陀様」「観音様」の中にある、と答えることも可能である。しかし、奈良の大仏様、高崎の観音様=仏かというと、そう簡単なものではない。
 各地に「六地蔵」という史跡がある。昔、飢饉のとき、村の有力者である名主たちがそろって代官所に年貢が収められない、と言って訴えた。しかし、その行為は認められず斬首刑にあってしまった。後の人たちが亡くなった名主を忍んで石の地蔵様を刻んだ。その地蔵が即仏かというと、異論があろう。
 仏とは何か、と説明することは難しい。辞書には、亡くなった人、死体、ご先祖様、位牌、釈迦など、様々な事例が列挙されている。イエスが「神の国はあなたがたの間にある」と言ったように、仏も仏を信じる人の生命に内在するともいえる。しかし、「はい、これが仏ですよ」と見える形で現すことは不可能である。