inu-daisukiのブログ

 犬好きです。いろんなことに挑戦しています。英語、中国語、フランス語、韓国語、カラオケ、健康体操、野鳥観察、文学、哲学書・宗教書を読む、認知症サポーター、地域コミュニティーの在り方、図書館の在り方、老人会(寿会)の在り方探索、国際交流、短歌、俳句、川柳、各紙への投稿等々……。しかし、どれも中途半端なので、最近は、とりあえず英語が流暢に話せるようになるため、多くの時間をかけています。

"Wisdom of the Lotus Sutra" Volume3-2

 池田名誉会長「『日蓮今生には貧窮下賤の者と生れ旃陀羅が家より出たり心こそすこし法華経を信じる様なれども身は人身に似て畜身なり……心は法華経を信ずる故に梵天帝釈をも猶恐しと思はず』(御書958㌻)云々と」流人の身です。権力者と対極にある。地位もない。財産もない。権力もない。満足な食糧も衣服も住居もない。あるのは生命のみ。まさに赤裸々な『人間』それ自身だけです。そういうなかで、ご自身の存在を”身は畜身”なりと言い切られた。たしかに人間の身体は、つまるところ動物としての身体です。ですから、その意味でも、竜女の『畜身の成仏』は他人事ではないのです。女性でだけのことではないのは言うまでもない。そして『心は梵天帝釈も恐れない』と。この『心』ひとつで、大聖人は強大な幕府権力と戦われたのです。大聖人のご内省は、さらに続きますが、結論として、この裸一貫の心身を法華経に捧げきって、色心ともに仏になる、必ず自分は仏になるのだと高らかに宣言なされている。」(p152)